SIGQのエンジニアブログを開設しました。
SIGQ Cloud Linkerというセキュアな書類共有サービスを開発しているアーリースタートアップ、SIGQのリードエンジニアをしているBrownです [4-5]。
SIGQのご紹介
地域と共に、持続可能な未来へ
日本では都心一極集中が進む中 [1-2]、地方には伝統や名産品、自然など、世界に誇れる豊かな魅力が数多く存在しています。私たちは、テクノロジーの力を駆使して、こうした地域の価値を国内外に広め、地域経済の活性化に貢献するお手伝いをしています。
サービス紹介
SIGQではSIGQ Cloud Linkerというマルウェアスキャン [3]も備えたセキュアな書類共有サービスの開発を行っており、近日パブリックベータ版をリリース予定です。
サービスURL:https://sigq.jp
SIGQ Cloud Linkerの特徴
SIGQ Cloud Linkerは、バックエンドにGo、フロントエンドにReactを採用し、GCPのフルクラウド環境上で稼働する次世代のセキュア書類共有ツールです。GCPの柔軟でスケーラブルなインフラを最大限に活用し、Cloudflare WAFによる高度なWebアプリケーションファイアウォールを通じてセキュリティを強化しています。セキュリティ対策は、マルチテナント環境においてユーザーのデータ保護を最優先に、各レイヤーで堅牢なセキュリティ対策を施しています。
また、SIGQ Cloud Linkerに将来的に導入するように、データのストリームプロセスエンジンと組み合わせて可能できる機械学習モデルの研究開発を行っています。この機械学習モデルは、膨大なデータを解析し、高精度の予測とリスク管理を可能にするために設計されており、将来的には、書類管理の効率化やセキュリティリスクの自動検出機能など、従来のシステムにはないインテリジェントな機能をご提供できる見込みです。
今後のブログの展望
今後のブログでは、SIGQ Cloud Linkerの技術的な詳細、インフラ構築の工夫やセキュリティの強化に関する取り組み、そして機械学習モデル開発の背景や技術選定の意図などについても深く掘り下げて紹介していきます。私たちの技術的な挑戦とSIGQ Cloud Linkerの魅力を、エンジニアリング視点から共有してまいります。
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References
[1] 国土交通省. (2020). 「第2章 交通政策の現状と課題」. 令和元年度国土交通白書. https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r01/hakusho/r02/html/n1112000.html
[2] 地域未来研究会. (2022). 「地域未来報告No.8473」. https://chikouken.org/report/report_cat01/8473/
[3] Davide Maiorca, Battista Biggio, and Giorgio Giacinto. 2019. Towards Adversarial Malware Detection: Lessons Learned from PDF-based Attacks. ACM Comput. Surv. 52, 4, Article 78 (July 2020), 36 pages. https://doi.org/10.1145/3332184
[4] あちこちの組織に属しており、インターネット上で筆者関連情報が散見されるが、本法人とはいずれも無関係
[5] GitHub Account: https://github.com/3150